簡単!シンガポールのモノレール〝MRT〟に乗って観光地めぐり!

      2016/09/11

シンガポール滞在中の移動手段として欠かせないのが〝MRT (Mass Rapid Transit)〟と呼ばれるモノレールです。

利用方法は至ってシンプルで、慣れてしまえばお手軽に、リーズナブルな価格で好きなところへ出かけられます。

海外で、電車やバスに乗るのは抵抗があるという方も多いと思いますが、ココを読んでいただければ、なんてことないことがわかっていただけると思います。

LRT(Light Rail Transit)と呼ばれる全線無人で運転されている路線もありますが、主に住宅地で運行されているため、ここでは割愛。ちなみにこのLRTも以下で説明するチケットで利用できます。

 

MRTのチケット(切符)の種類

MRTを利用するには、以下3種類のチケットのうち、いずれか1つを購入することになります。いずれのチケットでも、MRT全ての路線に乗ることが出来ます。日本のようにJRから私鉄など、乗り換えの度に新たなチケットを購入する必要はありません。

  • ez-link カード
  • スタンダードチケット(Standard Tiket)
  • シンガポール・ツーリスト・パス(Singapore Tourist Pass)

全てのチケットが、日本のSuicaやICOCAのようにICチップに対応しており、利用料金を追加でチャージすることができ、改札ではチケットをかざして入ることになります。

 

ez-link カード

MRT/LRTだけでなく、シンガポールの路線バスでも使用できるICカード。MRT各駅にあるパッセンジャーサービス、またはMRT主要駅にのみ設置されているチケットオフィスで購入することが出来ます。(写真以外のデザインもあり)

値段は12ドル、うち7ドルの運賃がすでにカードにチャージされてます。つまり、5ドルがカードの代金。このカード代5ドルは返金してもらうことは出来ません。管理人は定期的にシンガポールに滞在しているのでこの ez-link カードが必須ですが、旅行者はスタンダードチケットの方が利用しやすいかもしれません。

ただ、この ez-link カードは、スタンダードチケットよりも若干割引価格でMRTや路線バスに乗ることが出来ます。また、タクシー・駐車場利用料金・コンビニ・スーパーマーケットでの支払いも可能。(利用できない店舗もあります)

 

パッセンジャー・サービス(Passenger Service)

MRT各駅にあるパッセンジャー・サービスのカウンター。ez-link カードの購入やチャージができる。

 

チケット・オフィス(Ticket Office)

MRT主要駅にのみ設置されている、チケットオフィスのカウンター。チケットオフィスがあるMRTの駅の詳細は、シンガポール・ツーリスト・パスの説明で紹介します。

ちょうどこの時期、スターウォーズとのコラボデザインのez-link カードが発売されていて、チケットオフィスには長蛇の列ができていました。

 

ez-link カードの割引率

2016年5月現在の ez-link カードでのMRT利用料金を、定価であるスタンダードチケットと比較してみました。これを見てもわかるとおり、短期間滞在の旅行者でも、MRTや路線バスを複数回利用するなら ez-link カードの方がお得になると思います。

  • アン モ キオ(Ang Mo Kio)駅 → ハーバーフロント(HarbourFront)駅 (最短12駅)

  ez-link カード:1ドル73セント  スタンダードチケット:2ドル60セント

  • ハーバーフロント(HarbourFront)駅 → チャイナタウン(Chinatown)駅 (2駅)

  ez-link カード:1ドル3セント  スタンダードチケット:1ドル80セント

 

スタンダードチケットは初回購入時のみ、デポジット10セントが上記料金にプラスされます。(詳細後述)

 

スタンダードチケット

MRT/LRT各駅に設置されている、自動券売機で購入することが出来るカードサイズの切符。ペラペラですが、これもICチップに対応しているので、追加で運賃をチャージでき、何度でも使用できます。

このチケットの購入金額には運賃の他に10セントのデポジット(保証金)が含まれていますが、同じチケットにチャージをして複数回MRTを利用すれば、3回目に返金可能になり、6回目に10セント割引されるかたちで返金されます。

 

自動券売機 スタンダードチケットの購入手順

手順どおりにすすめば簡単に購入できます。英語力は必要ありません。

自動券売機のデザインはMRT各駅によって様々ですが、操作方法はどこの券売機も同じです。

 

1)タッチパネル画面から、赤枠の Station Name(駅名)を選ぶ。

Station Name の上に表示されている Map(路線図)からも購入できる。黄枠は表示言語の選択ボタン。英語表記されていなかった場合は、いちばん上の English をタップ。日本語には対応していませんが、簡単なのでご安心ください。

 

2)目的地の駅名をタップ。

アルファベット順に表示されています。画面右中央の〝  〟をタップすると次のページに進みます。

 

3)目的の駅名をタップすると、以下のように金額が表示されます。赤枠 Single Trip をタップして、硬貨または紙幣を投入口に入れるとスタンダードチケットとお釣が出てきます。

Return trip を押すと、表示が往復料金に切り替わります。黄枠で購入枚数を選択できます。

どうでしょうか、簡単でしょ? ちなみに上記画面での目的地は ハーバーフロント(HarbourFront)駅。MRTを利用して、リーズナブルにシンガポール中を楽しんでください!

 

シンガポール ツーリスト パス

有効期間内であれば、MRT/LRTと路線バスが乗り放題となる、観光客向けに発行されるez-linkカード。

パスが購入出来るチケットオフィスがあるMRTの駅

  • チャンギ エアポート(Changi Airport)
  • ハーバーフロント(HarbourFront)
  • オーチャード(Orchard)
  • チャイナタウン(Chinatown)
  • シティ ホール(City Hall)
  • ラッフルズ プレイス(Raffles Place)
  • ブギス(Bugis)
  • アン モ キオ(Ang Mo Kio)

パスは、1日券(20ドル)、2日券(26ドル)、3日券(30ドル)の3種類。それぞれ購入した日から、期限日の終電・終バスまで利用できます。このチケットの購入金額には運賃の他に10ドルのデポジット(保証金)が含まれていますが、発券から5日以内に返却すればデポジットの10ドルは返却してもらえます。

また、期限が過ぎても追加で料金をチャージで出来るので、引き続き普通のez-linkカードのように使用できます。

 

運賃のチャージ手順

手順は至って簡単。英語力は必要ありません。チケット全て同じ手順で運賃をチャージできます。また、各MRTの駅にあるパッセンジャーサービスのカウンターでも駅のスタッフがチャージしてくれます。

 

1)カードリーダーにチケットを置く(写真はez-link カード)。すると下記画面が表示されるので、赤枠 Add Value をタップ。

 

2)入金方法を選択する画面」が表示されるので、赤枠 Cash をタップ。

 

3)Please Insert Notes と表示されるので、必要な金額を投入口に入れる。(現金投入前は〝$ 0.00〟と表示されています。写真は10ドル投入したあとの表示。)投入した金額が正しく表示されたら、赤枠 OK をタップ。

 

4)Transaction Successful(取引成功)の表示が出ればチャージ完了です。チケットをカードリーダーから取り外してOKです。画面に表示されている上の数字〝$10.00〟は今回チャージした金額、下の〝$52.75〟はチケットにチャージされている合計金額です。

 

パッセンジャーサービスのカウンターでも、チケットと投入したい分の現金を渡せば、チャージしたいのをスタッフが察してくれるので、英語が苦手な方でもそれほど苦にならないと思いますが、券売機でのチャージも一度やってみれば簡単なことをわかっていただけると思いますので挑戦してみてください。

 

MRTを利用するときの注意事項

シンガポールは〝罰金の国〟と呼ばれるほど法律の厳しい国です。有名なところだとチューインガムの持込・所持なども罰金の対象となります。MRT乗車時にも、以下のような禁止事項が定められています。

  • 禁止事項:飲食、喫煙、ペット・動物の持ち込み、可燃・危険物の持ち込み(など)

基本的に、日本で電車に乗るときの禁止事項と同じですが、飲食も禁止されているため、水分補給のためにミネラルウォーターを飲んでも罰金の対象となるので注意してください。上記を違反をした場合の罰金は、500~1,000ドルほど。

 

MRTの乗り方

MRTの改札。赤枠部分にチケットをタッチするとゲートが開きます(日本と同じ)。その際、ディスプレーに金額が表示されます。(写真は改札から出る時のものなので利用料金も表示されていますが、入る時は残金のみの表示となります。)

参考までに、路線バスには以下のような機器が設置してあり、ディスプレー下部にチケットをタッチして乗り降りします。(写真撮影時は走行中だったので、タッチしても反応しないと表示されています。)割高ですが、日本のバスと同じように、現金でも乗車できます。

 

MRTの座席はこんな感じです。プラスチックのような素材で出来ています。端の席は全て優先席。

路線図は駅にあるパッセンジャーサービス、もしくはチケットオフィスで入手できます。乗り換えも、わかりやすく路線別に色分けされているので、東京や大阪の地下鉄にくらべたら遥かに簡単だと思います。時刻表などは見かけたことがないのですが、2~4分の間隔でくるので問題ありません。また、市街地は地下を走っていますが、郊外では外を走るので景色を楽しめます。


* 2016年6月現在、点線部はまだ開通していません。

 

まとめ

3種類あるチケットを、旅行日程にあわせて選んでいただければいいかと思います。バスツアーなどで観光地めぐりもいいですが、ちょっとした空き時間にMRTや路線バスを利用して、日程にはないシンガポールを満喫するお手伝いになればと思います。では、よい思い出を!

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